検定で合格するためには まず敵?を知ろう・・検定員の採点方法


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

梅雨だ。。暑い夏がやってくる。

SNSではPIS・LABや乗鞍の雪渓や
登山・・ロードバイクなどスキー狂たちの
オフシーズンでの活動を多く見ることができる。。

早期受注などの来シーズンの用具関係の
情報も多く投稿され、、

どっぷりオフシーズンを感じます。。




検定会の合格を目標に取り組んでいるスキー狂は
オフシーズンだけど気持ちが途切れること
はないと思います。

まずは、、合格に向けた諦めない気持ちが
重要だと思います。

検定会で合格するためには
検定員が合格点を採点する必要があります。

検定員の採点方法の一例について自論を展開します。




検定会での採点方法

検定会での採点方法ですが、、

一人の検定員が採点していないのは分かると思います。

検定方法、検定員の思考など・・敵・・ではないが、、
敵を知ることで取り組み方も変わるか??もしれません。

以下に項目を示します。

1.検定会

2.採点方法

3.取り組み方

以上の項目で展開します。




1.検定会

検定会・・ですが。。

改めて検定会での検定員の採点方法について
展開します。

級別テスト でも プライズテスト でも基本的には
同じステップで採点されます。

3人の検定員にて採点されます。

以下に全日本スキー連盟の規定からの抜粋の文章を記載いたします。
「公認スキーバッジテスト基準及び実施要領」

クラウンプライズテスト
a 実技テストは、公認スキー 検定員3名の評価とし、3名の平均値を当
該種目の取得ポイントとする。ただし、ポイントは、小数点第1位を四
捨五入する。
b 実技1種目あたり100ポイントとし、4種目の評価の合計が320ポイン
ト以上をもって合格とする。

テクニカルプライズテスト
a 実技テストは 公認スキー検定員3名の評価とし、3名の平均値を当該
種目の取得ポイントとする。ただし、ポイントは、小数点第1位を四捨
五入とする。
b 実技1種目あたり100ポイントとし、4種目の評価の合計が300ポイン
ト以上をもって合格とする。




級別テスト1級
a 実技テストは公認スキー検定員3名の評価とし、3名の平均値を当該
種目の取得ポイントとする。ただし、ポイントは、小数点第1位を四捨
五入とする。
b 実技種目1種目あたり100ポイントとし 、4種目の評価の合計が280
ポイント以上をもって合格とする。

級別テスト2級
a 実技テストは、公認スキー検定員3名の評価とし、3名の平均値を当
該種目の取得ポイントとする。ただし、ポイントは、小数点第1位を四
捨五入とする。
b 実技種目1種目あたり100ポイントとし 、3種目の評価の合計が195
ポイント以上をもって合格とする 。

以上となります。。
例えばクラウンプライズで説明すると
検定員は3人で、この3人が採点した平均点が種目ごとの点数となります。

4種目の合計が320ポイント以上で合格となるので
種目数の平均を求めると 各種目80ポイント以上 となれば合格です。

4種目の合計が320ポイント以上なので
1種目79ポイントとなっても、別の種目で81ポイントとなれば
合計で320ポイント以上となります。




なので・・まず目標としては
クラウンプライズで   各種目80ポイント以上
テクニカルプライズで  各種目75ポイント以上
級別テスト1級で    各種目70ポイント以上
級別テスト2級で    各種目65ポイント以上
を獲得できるように目指します。

検定員は3人で採点しますが、
人間が目で見て、考えて採点するので
思いや、好みや誤差も生じます。

このため、一人は合格点 で 別の一人は不合格の
採点をする場合も少なくありません。

こういったことから3人の平均として
厳正公正な検定会としています。




2.採点方法

採点方法ですが。。。

合格基準に対しての受験者の滑りを確認して
採点になると思います。

上記の規定からすると1種目100ポイントからの
・・ということは100ポイント満点 に対しての
受験者の滑りということになります。

点数は絶対値で付けるべきではありますが、、

こんな検定が合ったら凄いことになる。。
と想定しますが・・・

検定会が級別テスト2級からクラウンプライズテストを
一回の検定の中で受験者がごちゃまぜの検定会であると
絶対値での採点となると思います。

実際にこんな検定会が合ったら、、、受験者の調子によっては
前回合格したレベルより下の点数が付くこともあるかもしれませんよね。。

こういう場合はある程度順位を付ける感じで点数を
採点するのが検定員側もやり易いと思いますが、、、

実際は各レベル毎に検定会は区切られているため、
採点で重要となるのが級別テスト2級であれば
各種目毎の合格点65ポイント以上か以下か?となります。

あまり深くは語ると・・炎上の可能性もあるので
さらっと語りますが・・

受験者の調子や得意、不得意によっては
受検している下のレベルが不合格となるレベルで滑ってしまう
場合もあるかもしれませんが、
暗黙の了解のような感じで受験している下のレベルの合格点
以上の採点をするのが一般的だと思います。。。

スクールによっては
テクニカルプライズ受験で級別テスト1級の合格点の
70ポイント以下を付ける場合もあると思います。。

実際。。。級別テスト、プライズテストは一定期間での
レベルを維持しているか・・・の更新検定はないので、
現時点に合格した時のレベルに届いていない場合もあるかもしれません。。

ですが、、更新の検定はないので
テクニカルプライズ受験者であれば級別テスト1級以上の
点数となるのが一般的だと思います。

さて、、、改めて、、
採点に関して・・合否が重要ということなので、、

おそらく 多くの検定員はこんなプロセスで採点していると
思います。




①合否のレベルの判断
合格のレベルからの減点要素はないか?

②合否に対しての加減ポイント
合格/不合格のレベルからどの程度のレベルにあるか

こんな感じだと思います。

一度 合格点から減点側にいくと
なかなか合格のレベルにあげていく思考には
ならないように思えます。。。

減点となる場合は数ターンで判断できると思う。
減点はスタートからゴールまで滑りを確認しながら
減点のポイントを合計して評価のポイントとしていると思う。




加点の場合は滑り切ってから
全体を通して思い返してから加点の度合いを
採点している感じもします。

このプロセスから減点の要素が無ければ
まずは合格と言ってもよいと思う。

全ての検定員がこのような採点のプロセスという訳ではないと思うが、、
自論ということで・・




3.取り組み方

取り組み方・・ですが。。

検定の合格に向けては
採点のプロセスでも
減点が無ければ合格ということとなるので、
まずは減点されない滑りをすること。

減点される部分とは何か・・

別の投稿でも展開しているが、、

SAJの検定会は全て基礎スキーのレベルを
確認するためのものなので、
基礎スキーの基本の操作ではない
操作で滑ってしまったり、、

基礎スキーの基本の操作ができないために
それを補填するために別の操作で滑ってしまった
場合に減点になると思う。




派手な滑りをする必要もなく、
目立つ滑りをする必要もない。。

さらっと基礎スキーの基本の操作で滑ってくる
ことで合格になると思う。

加点を目指して派手な滑りをして
基礎スキーの基本の滑りでない
操作を行うと。。。加点どころか減点になる。。

基礎スキーの基本の滑りは
スキーを正しく操作し早く上達するための
手段の滑りでもあると思う、、、

スーパー上級者はこの基本を知ったうえで
応用した操作をすることもある。

これを一般のスキー狂が真似して形だけ
応用の滑りで滑ると基本から外れた滑りとなる。
レベル相応の滑りをするのがよいと思う。

技術選手権では検定会レベルの基本の滑りでは
スピードや斜度、雪質に対応できないこと、
超上級者は滑りの個性を出して評価もされると思う。

こういった操作、、を検定会では
求めていないので・・というか
一般のレベルではスピードもそもそも
身体のスペックも違うので
基本に沿った滑りで検定会を滑るのが妥当と考える。

合格のためには減点がない滑りを心がける。




まとめ

検定会の検定員の採点は3人で
採点するが、、、

3人それぞれの点数を確認できる場合に
検定員によって結構ばらついていることが確認できる。

余程のバラツキが大きくない限り
多数決のようなもの・・
3人の内 2人が合格と認めれば
合格点が出る。

検定会の結果であと-1ポイントか・・
という感じで不合格となることがあるが、、

言い方を変えると
-1でも-2でも-5でも同じ不合格。。
検定員や雪質、受験者の調子によっては
-2になることもある。




あと1ポイントと思わず。

どの検定員が見ても合格と思われるような
滑りを目標に取り組むのがよいと思う。

あの検定員のジャッジはおかしい とか
観点が変だとか・・・
聞くこともあるが、、そういった検定員も合格と
認めるレベルは そんなに大差はないと思う。

上手いものは上手いし。。。
誰ば見ても合格の滑りとなるレベルはある。

検定員が誰であれ、
どんな雪質でも合格点を出せる実力を
身に着けるのがよいと思う。。

不整地種目は いつも同じコブを滑るとは限らない。。

整地でも固い雪質、、緩いとき
良質な時もある。。。

スキーは自然が相手のスポーツ
条件が変わっても同じレベルの滑りができるように。

こんな話題で展開していると滑りたくなってきますね。。

シーズンが始まるまではイメージアップして
滑りの理解力を高めてシーズンとなれば
滑り工場に向けて取り組み始めてください。

スキー テクニカル検定 高鷲スノーパーク で2月4日に実施の検定 合格5人!! 

スキー の谷回りは難しいが重要 山回り切替谷回り山回り切替谷回り山回り 勢いを生かしてターンする

上達の鍵は谷回りにあり 谷回りの滑り方でターン全体が変わる

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