スキー の滑りを超上級者の動画から読み取る 本質を見抜くには・・


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

とうとう来てしまった猛暑。。。
みなさん 暑さに耐えてますか。

寒いのも苦手だが、、
この暑さは苦手を越えて危険な感じがする。

40℃に近い日々。
冬のスキー場との温度の差は
40~50℃もある。。
恐ろしい・・。

半年後には雪を見ることができるのか?
不安になる。

こんな猛暑の中ではありますが・・・
スキー狂のみなさんは一日の内になにかしら
スキーのことを考えているのではないかと思います。




私もスキーシーズンでの上達を願って
コブの動画などを見ています。

不整地が苦手なこともあって、、
大回りや小回りの動画ではなくて
SNS や youtube でコブの動画を
探しては観返している感じです。

動画を見ていて感じたことですが、、
自論を展開してみます。




動画を見て感じたこと

スキー狂のみなさんも 自分の上達の参考のために
スキーの動画は観たことがあると思います。

ジャッキーチェンのカンフー映画を見た後には
自分がカンフーのー達人になった気分になるが・・。

スキーの動画を見ていても
できるような気分になってくる。

実際に雪の上に立って滑ってみると
あれ???
滑れない・・。

こんなことはありませんか?

動画を見た時と実際に滑るときの違いについて
自論を展開してみます。

以下に項目を示します。

1.臨場感

2.外力

3.筋力

以上の内容で展開します。




1.臨場感

臨場感ですが。。。

動画で大回り小回りの超上級者の
滑りを見ていると、、、

凄い内傾角で滑っている動画など
あこがれる滑りがいっぱいある。

動画のイメージで滑っても
なんか違う。。。

動画の小回りのリズムで
自分なりに滑ってみるとなんか違う。。

と感じたことはありませんか。

動画を見るときにちょっと注意してみると
超上級者の滑りが
一般のスキー狂でできる滑りかどうかを判断できると思います。




どうしても滑りを見ていると身体の動きに見入ってしまいますが、、
周りの景色や雪面の状況を見ると違ったことが見えてきます。

周りの景色の流れるスピードを見ていると
尋常なスピードではない場合や

雪面がフラットでないなど。。
超上級者の滑りの質の高さを改めて感じます。

動画では滑りだけ見ていると
なかなか読み取ることはできませんが、、、
動画の中のスキーヤー以外の部分を見てみると
スピードや斜度、雪質から
どのような条件で滑っているかがわかると思います。

コブの動画でも。。。
超上級者はスイスイ滑ってきますが、、
斜度やコブの深さ、大きさに視点を変えると
レベルの高さを実感することが多々あります。

リアルに見ると超上級者のレベルの高さを
実感できると思います。
また、自分が同じ斜面を滑ったときに自分の情けなさと、、
超上級者の滑りに改めてレベルの高さを感じることもあります。

動画は2次元なのでなかなか感じ取れない、、
どうしてもスキーヤーの動きを中心に動画を撮るので
回りの状態が読み取りずらくなるということもあると思います。

動画を見るときに
スピード・斜度・斜面状況・コブの深さ/大きさ・ターンスピード・落差
などに視点を変えてみてみると
今まで見えていない、感じていないものを得ることができるかもしれません。




2.外力

外力ですが。。。

動画を見たり。。どのように滑るかを想像すると
なんとなく目標の滑りができてしまうような感じに。。

実際に雪上で滑ると
何もしないままあっという間に斜面の下に
降りてしまっている。

何が違うんだろ???

目標とする滑りを頭の中で考えていくとき
なんかできてしまうんですよね。

頭の中では
切り替えが奇麗にできて、、、
斜面下にずれ落ちることなく
奇麗なターン弧を描いて滑ることができる。

平地を理想のラインに沿って
ゆっくり歩いているように
一つ一つ目標のターンが構成できる。




頭の中で考えるときには
重力が無いような感じです。

斜面下に急激に落ちていくことが無いような。。

お手本となる滑りを見ていると
そんなに力を入れていることなく
スムーズにシャープにターンをしている。

同じようなイメージで
雪上で滑ってみると予想以上に
スピードも出てしまうし雪面から受ける衝撃も
強くなる。

実際に滑ると重力、遠心力、慣性によるものの
影響を処理しながら対応、利用して
滑ることが必要になる。。

スキーはこれらの力があることで
成立しているスポーツなのだが、、
どうしてもこれらの要素が頭から抜けてしまう。

外力に対しての体勢ずくり、
外力を考慮した落下運動。。
外力に対応した運動。。得られる2次的な反動なども
考慮して滑る必要があると思う。。。

考慮して滑るとは
外力からの影響に備え、対応する。。
だけでなく、、
自分の力だけで滑るのではなく、
外力を活用して滑るというような
イメージを持つと滑りは変わるかもしれない。




3.筋力

筋力ですが。。

超上級者の滑りを見ると
スイスイ楽に滑っているようにも見える。

急斜面やコブ斜面
よく観るとかなりの高速で滑っている。

お尻も雪面につきそうなくらいの
内傾角で滑っている場合もある。

観ていると簡単にできそうな気にもなる。

自分も同じようにやっているつもりで
動画を撮ってみる。。。

滑りが、動きが全く違う。。。




超上級者は何気なく滑っているように見えて
動きが大きく、、、沢山動いている。

不整地にしても整地にしても
脚の曲げ伸ばしが凄く大きい。

高速で滑るときでも
内傾角も凄い。。。

動けばいいというものでもないが、、

基本的な身体のスペックと経験値が
違うと感じる。

超上級者は競技者でありアスリート。。

このように割り切ってしまうと
向上心もなくなってしまいそうになり
言い訳しているようにも感じるが。。。

残念ながら基本スペックの差は実際にある。

基本スペックが違うことを認識してしまうと
諦めモードだが、、、
少しでも近づくために大きく、沢山動くように。。

日ごろから筋力を落とさないように心がけて
少しでも超上級者の滑りに近づけるように
取り組んでいくのが良いと思う。。




まとめ

なんでも、どんなことでも
熟練者がやっていることを見ると
なにげなくさらっと こなしてしまうので
簡単そうに見えるが。。。

実際自分でやってみると
難しいことが多い。

他のスポーツでも同じような現象は
あるだろうが。。。

私的にはスキーは特にこういった
現象が強く感じる。

何をやったの??今どうやって滑ったの??
なんで???




バランス・リズム・タイミング。。。

板の動きを見ているだけでは
どのように動かしているか全てを把握できない。

動画を見ていても読み取りにくい。。。

左右だけでなく、、
前後、上下、、、3Dで動くこともあり難しい。

身体を動かすだけでなく。。
身体を動かして道具を操作する。

いつも決まった環境ではなく
雪質や斜度、天気など全く同じ条件は存在しない。

スキーの上達には、、
まず見本の滑りを見るところから始まると思うが、、、
間違った受け取り方、認識をしないように
様々なスキーヤーの回りの環境にも
目を配ることが必要だと思う。

こういった条件を予測し考慮して
どうやって動いているかを把握できれば
自分の滑りにも取り入れやすくなると思う。

いずれにしても。。
スキー難しいですよね。。。。

スキー の効率の良い上達には滑りのビデオや動画を活用する

スキー 来シーズンの上達に向けてDVD・動画で課題を探る

スキー の検定合格のために体の動かし方を考えて滑りに反映する

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