スキー の爽快感が向上するカービングターンの導入方法のイメージ固め


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

カービングターン・・できますか?

20年程度前から回転半径の小さい板が出現し
カービングターンが多くのスキーヤーが比較的簡単に
できるようになりました。

以前には身長160cm程度の私でさえ
190cm程度の板をメインに履いていました。

現状180cmを越える板は大回り用で
使う場合もありますが、
主には小回り用をメインの板として活用している
スキー狂が多いと思います。

現在は小回り用となれば男性では160~170cm程度の
長さの板を履いていると思います。

以前は身長に合わせて板の長さをマッチングしている感じでした。

以前の長い板はずれを多く活用する滑り方となりますが、
20年程度前に販売開始されたニューサイドカーブや
カービングの板はずれもカービングも比較的簡単に調整して
滑れるような板の作りになっています。

このカービングの板の特性を最大限活用する
にあたりカービングについて自論を展開します。




カービングターン

カービングターンですが・・

スキーの上達の過程では
あこがれの技術だと思います。

スキーは用具を活用し雪の斜面を爽快に滑るスポーツですが・・

カービングを覚えると爽快感が増すような気がします。。
もたもたした感じが無く
サラーっと、、スルーっと雪面を移動していく
ような感じで。。

スキーの楽しみは雪の上を自分が頑張って漕ぐことが無く
滑っていくことが快感で爽快感だと思います。。

雪上を抵抗感なく進み
外力に対して操作している感もあるので
ゲレンデが空いているときなどは
ストレスが融けていくようにも感じるときがあります。

スキーの上達の過程で、、
級別テストや検定会で合格を目指す
スキー狂はカービングの習得は必須です。。

カービングターンについて
以下に項目を示します。

1.エッジング

2.滑り方

3.その他

以上の項目を展開します。




1.エッジング

エッジングですが。。。

カービングターンと密接な関係にあります。

カービングターンはずれが少ないターンとなります。

まず。。。滑り方の前に。。
エッジングについてですが・・・

さて、、どうしたらエッジングできますか??
・・とスクールのレッスン時に聞いたりします。

斜面で説明したりなので
受講者は何を意識するという訳でなく、、、
斜面に立つために・・滑っていかないように
エッジングして立っています。




改めて聞かれると????となるようです。

まずは、、、斜面に立っている状態のように
斜面に対して傾くとエッジングできます。

さらに、、、スキーの板を身体から遠くに離すと
エッジングすることができます。。。

具体的には脚を大きく開くような動きです。

逆に。。。エッジングを外すにはどうするか??
ですが。。

今の逆ですよね。。斜面に対して傾かない。
垂直に立つ。。

そして、、身体から板を離さない。。
身体の下に板を持ってくる。。




改めて考えてみると。。エッジを外すときの
動きは切替えで意識していることだと思います。

エッジングする方に戻りますが。。
斜面に対して傾くといっても身体を棒のように倒し込んでも
エッジはかかると思います。
最近の板は性能が良いので傾くだけで
曲がっていくことができます。

カービングターンというよりは、その練習のために
使われるレールターンだと思います。

脚を開くといっても。。実際のターンでは
脚を開きっぱなしで滑るわけにもいきません。。。
概念的なところとして頭に入れておくのがいいと思います。




2.滑り方

滑り方ですが。。。

傾く と 脚を開く 動きからエッジングを
導いてみます。

①傾く

傾くですが。。。
身体をリラックスして、
板のセンターに重心がある状態で、
足首、股関節を軽く曲げた状態のセンターポジションで
斜面下方向に真っすぐ滑り出します。

緩斜面で脚を肩幅程度の状態として
フォールライン方向に真っすぐ棒立ちのまま
滑っていきます。




次に振り子の視点を足元として
身体を傾けます。

右に傾くと 左足 インエッジ、右足 アウトエッジ
が雪面にかかり右側に曲がっていきます。

次は逆の左に傾きます。

左に傾くと 右脚 インエッジ 左足 アウトエッジ
が雪面にかかり左側に曲がっていきます。

シュプールを左右にレールのように2本の線が
残っていると思います。

次にまた右です。。
繰り返しているとスピードも上がり
外力を得られるようになるので深くターンすることができます。

深くターンができるようになったら
内脚が邪魔になります。
内脚側の膝を曲げると更に大きく傾くことができます。

この状態では上体は棒が斜めに倒れただけの状態なので、
上半身を斜面と垂直となるように。。。
肩のラインが斜面と平行になるようにします。

カービングの導入編となります。




②脚を開く

脚を開くですが。。

傾くとは別の導入となります。

緩斜面でフォールライン方向に滑っていくのですが、
センターポジションの状態から何も考えず
左右に脚を大股開きしてください。
板はプルークしないで左右平行です。

この状態で滑り出すと
板の特性から自然に板は左右の大股開きした
トップが寄ってきて脚を閉じていく方向に動き出します。

次に大股開きで滑り出し
脚が閉じてきますが、
脚が閉じてこないように開いた状態を
維持するようにトップに力をかけてください。
力をかけたり、かけなかったりすると
力をかけると脚は大股開きに
力をかけないと客は閉じてくる。。。
これを繰り返すとシュプールは
ヒョウタンのようになる。




次に脚が閉じないように
力をかけ続けると脚は開いた状態を維持します。

シュプールを見ると板の間隔で
2本のレールのように、、線のようになっています。
はっきり、くっきりレールになっていない場合は
ずれていると考えてください。

両脚に力をかけた状態から
片側の脚に力をかけるのをやめます。

左足に力をかけるのをやめると
左側に曲がっていきます。

逆に右脚に力をかけるのをやめると
右側に曲がっていきます。

これを左右繰り返すと
左脚の力を抜くと左に曲がり
次に右脚の力を抜くと右に曲がり
左右のターンとなります。

スピードも上がってくると思うので
力を抜く足も同側して
ワイドスタンスのパラレルスタンスで滑ります。

内傾角を作るために
内脚が邪魔になってくるので
内脚の膝を曲げてやります。

内傾角が強くなり深いエッジングもできて
ターン弧を小さくすることもできます。

上体を斜面と垂直に、、、
肩のラインを平行にして
左右にターンをします。

カービングターンの導入編です。。。




3.その他

その他ですが。。。

カービングターンはずれを少なくしたターンです。

ずれとはスキーのトップとテールの軌道が
違います。

ずれが少ないカービングとなれば
スキーのトップとテールは同じライン上を
滑っていくためにレールのような
シュプールが残ります。

導入時にはシュプールを確認して
自分の滑りがずれていないことを確認しながら
進めるのがよいと思います。

太いシュプールの場合は
プルークとなっていたりテールがでていたり
ずれていると思います。

スピードが出る滑り方なので
回旋を使ってしまいたくもなりますが・・
回旋したらずれると思います。

余計な操作はしない。。




雪面にかかったエッジを維持する。
ターン弧を小さくするには
ターン外側に沢山力がかかり板を撓ませるように
内傾角を強くしたり、、、外力に対抗して
外向きに力をかけたりします。。。

テールを押し出すとずれるので
注意してください。

まずは。。。自分がずれているのか
ずれていないのかを実感することが大切だと思います。

これは自分がずらしているのか、
ずらさないで滑っていることを認識して
滑ることにつながると思います。

ずらさないように滑っているつもりが
ずれているなら、
原因を確認し修正となりますが、
導入編を最初から一つづつ確認していくのがいいと思います。

最初からできない場合は
一度理論的に考えて
ずれないようにするにはどのような板の動きでなければ
ずれるのかを理解して滑るのがよいと思います。




まとめ

カービングですが。。。

検定会では級別テスト1級の大回りで
導入してくる受験者が多いと思います。

級別テスト1級で導入できれば
滑走性が上がり加点につながる場合もあると
思います。

もちろん級別テスト2級で導入できれば
結構な加点につながるかもしれません。

級別テスト1級では大回りと総合滑降で
活用できると思います。

導入する場合には、
先のカービング導入編の内傾角だけ作った状態でも
板はずれないで曲がりますが、
上体の垂直と肩のラインの平行。。。
ターン外側に外脚で外力に対して力をかけて
ターンすることで基礎スキーのターンとなります。




ずれずに曲がってきただけでは
板の性能だけで曲がっているとして、
合格点は出ないと思うので
しっかりスキーヤーが板に働きかけて、
操作してターンしてください。

プライズテストや指導員系の検定では
カービングでの大回りは必須となります。
習得してください。

PIS LAB や マットスキーでも
スキーのオフシーズンに練習することもできると思います。

スキーシーズンに向けてサマースキーに
トライも楽しいと思います。

カービングはスピードが出るため
最初は緩い斜面や左右片側だけにとどめるなど
工夫して練習して徐々に次元を上げていってください。

まずは怪我をしないように。。
全ては冬のスキー上達のために!!!!!

スキーのスピードの次元が高くなる カービングターンを習得するための方法 

スキーのカービングターンをエッジをかける基本の動きから習得する

スキーのカービング 習得し爽快感を体感し レベルアップそして検定合格!

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