高鷲スノーパーク SAJスキースクールのコブの巨匠を思う


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

スキースクールの講師は受講者に教えるレベルのスキー技術が
必要となります。
スキースクールに所属すればレッスンを行っていないときは
スクールの事務所の中で休んでいる。。。。なんてことはありません。。

スキースクールの講師も常に自分の技術を上げるため、維持するために
取り組んでいます。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールで人一倍 スキー技術の向上に向けて
取り組んでいた一人の講師がいました。
この講師は先日に亡くなってしまいました。

スキースクール内のムードメーカーであり
今後はスクール内での雰囲気も変わってしまうかもしれません。

いろいろ教えてもらったと思っています。
自論を展開させていただきます。

コブの巨匠

コブの巨匠ですが。。。

この講師・・・コブの巨匠と呼ばせてもらいます。

今回ブログに取り上げるほど
私自身スキー生活、スキー人生の中で
大きな影響を受けた存在です。

私のブログにも目を通してもらっていて
たまに感想なども聞いていました。

思い出を語る部分も多くなってしまうと思いますが、
以下に展開する項目を示します。

1.楽しい

2.コブ

3.超人

4.プライズテスト

以上の項目で展開します。

1.楽しい

楽しい。。ですが。。。

スキースクールに出講してフリーの時間に
一緒に滑ることが多かったと思います。

私が高鷲スノーパーク SAJスキースクール
に在席したのは10年以上前になります。

在席したばかりのころから
出講してフリーのときには一緒に滑る機会が
多かったと思います。

スキーに対しての貪欲さや上達したい。。
という思いが一緒だったので
自然と一緒に滑る機会が多かったと思います。

その時のコブの巨匠は50歳くらいだったと思います。

スキースクールなので所属する講師は
指導員や準指導員を持っているのが当たり前で
あまり気にすることないのですが。。

その時のコブの巨匠は級別テスト1級で
アシスタントでした。。。聞いた時にはビックリでした・・。

その時私は、指導員・テクニカルプライズを
持っていたこともあって、
滑り方について聞かれることも少なくなかったと思います。

その後・・コブの巨匠は順当に準指導員・・指導員を
取得し、、テクニカルプライズも取得。。

兎に角、、、フリーで一緒の時は滑りまくったことを覚えています。
なによりも一緒に滑っていて楽しかった・・。

指導員系の受験には学科もあるのですが、、、
受験後には勉強した多くを忘れてしまうのですが。。

コブの巨匠はずーっと覚えていて。。細かい理論についても
語っていることが多かったと思います。。

語り出すと鬱陶しいこともありました・・。
まずは・・ずーっと覚えていることが凄い。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールのスタッフの多くは
一時・・ひるがの高原 SAJスキースクールに所属した時もあり、
この時のコブの巨匠は凄かった。

レッスンの対象の多くはキッズで、、初心者や初級者。。
初めてスキーを始めるちびっ子たちが受講者でした。

連日、コブの巨匠は10人以上の受講者を抱え。。
大きい声でちびっ子をまとめ上げ・・
スキースクールの稼ぎ頭だったと思います。

高鷲スノーパークに比べてひるがの高原は
斜度が緩いので、、、ラインコブを作っては何度も何度も
滑っていました。

あの時の コブの巨匠が作ったコブは良かった。。

コブの出来栄えに自画自賛していたことを思い出します。

いつもスキーに対して熱くて。。

暑苦しいくらいで。。熱心で。。
子供のように全力で取り組んで。。。一緒に滑るのが楽しかった。

スキーの上達に向けて取り組んでいると
できないとなんとなく楽しくないときもある。。

そんな時でも一緒に滑っていると
スキー本来の楽しさを思い出させてくれて。。

あっという間に時間がたってしまう。。

スキーの巨匠本人は人を楽しませる気は
無かったと思うが、、
スキーへの実直な取り組み、、スキー愛。。
向上心。。。思うように滑れなかった時も多かったと思うが
基本的に滑るのが楽しいという思いが。。
私たちにも感化して楽しくスキーの上達に向けて
取り組むことができたと思う。

スキーの講師はスキーの上達に向けて指導することとなるが、
スキーの楽しさを人に伝えること。。
一緒に滑っている人に楽しいと感じさせること。。
また滑って練習をしたいと思わせること。。。
スキーの講師の根本となることを凄く教えてもらったと思う。

一緒に滑るのが楽しい。。。楽しかった。凄く。凄く。

また一緒に滑りたいな・・・。

2.コブ

コブ・・・ですが。

コブ凄かったです。

朝一番のリフトに乗ってなんとなく
クラストしているようなコブでも
スイスイ滑る。。凄い。。

一本目のリフトは身体も気持ちも ガッツリ滑るモードでは
ない感じだと思うが。。。さすが巨匠という感じ。
最近は悔しいが 滑りがカッコいいと見えてしまう時もあった。。

コブ。。色々教えてもらった。

巨匠はズルドンでコツを覚えてから
メキメキとコブが滑れるようになったのではないかと思う。

私はズルドンを巨匠に教えてもらいました。

それまではバンクでしか滑れなかったので、、
固い雪や落差の大きいコブは滑れなかった。。。
教えてもらって若干は滑れるようになりました。

教えてもらったことをもとに
ブログを書いたことも何回もあります。

教えてもらう時には
最初は何を言っているのかわからないのだが、、
聞いていて、お手本の滑りを見て言っていることがわかる。

独特の感性を持っていたのかもしれない。。
でも・・結果分かりやすかった。

いつもリフトが止まるまで滑っていた。
夕方までコブを滑っていると凄く疲れるのだが
コブの巨匠は・・そんな時間に凄く細かいコブを滑って
コケることも。。。
一緒のときは子供のように。。。楽しい。。

一緒にプライズテストを受験した時には
私よりコブが上手いはずが。。。。
あら??? 一個コブを飛ばしたか???
肝心な時にミスをする。。
いつも何もせずには終わらない・・。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールでの
級別テスト。。プライズテストの時の不整地。。コブ。。
最近の多くは巨匠の作品。。

いつもコブを滑っているのでコブを作るのも
上手かったと思う。。。

また一緒にコブ滑りたいな。。教えてもらいたいな。

 

3.超人

超人。。。ですが。。

巨匠と更にもう一人相棒もいるが。。
この二人は高鷲スノーパーク SAJスキースクールの中で
超人だと思う。。

何が超人かというと・・
無尽蔵な体力。

二人とも60歳を超えている。。。
朝から夕方までスキー。

しかもコブ比率多め。
一緒に滑ると夕方には力が入らなくなる。。

しかし。。巨匠と相棒はその後に
ナイターに行く。。
考えられない。

一日楽に滑ってるから。。
と言う人もいるが。。
そんな次元ではない。。
夕方には疲れたと言ってなんとなく
細かい動きもできないように感じるが。。
その後にナイター。。。そこまではついていけない・・

超人だ。。

4.プライズテスト

プライズテストですが。。。

コブの巨匠は
技術向上の目標としてプライズテストの合格
を目指して取り組んでいました。

練習して修正して凄くいい滑りが
できるようになっても、、なぜか検定では
ミスをしてしまっていた感じです。。。

小回りに取り組んでいる機会が多かったと思います。

練習していたことがなかなか身につかなくて。。

「老舗の味が忘れられない」・・・
頑固な店主が時代にのった新しい味に変えていくことなく、
先代から受け継いだ味を頑なに守っていく・・・

新しい技術を覚えたと思っても
昔からの癖が抜けない。。

というような言葉がスクールで流行ったときもあった。。。

もしかしたら。。。
夜にナイターで滑ってリセットがかかっているか???
という疑惑も・・。

来シーズンにはプライズテストに合格するはずだったのにな。。
片手は届いていたのに・・・

まとめ

高鷲スノーパーク SAJスキースクールに
コブの巨匠がいなくなってしまって凄く寂しい。。

一緒に滑れなくてすごく寂しい。。

いつもでっかい声でお酒が入るとさらに大きい声で。。

準指導員をとったばかりのころは教えたがりで、、
初めてのレッスンはむちゃくちゃ話しまくりで、、

いつも相棒と一緒にコブを滑りまくって。。

日によって使う板が違って。。上手く滑れないのを板のせいにしたり。。

千切りキャベツにベビースターラーメン入れたおつまみ作ってくれたな・・

最近は趣味のラジコンヘリの話も多くて。

指導員研修会でも講師にどんどん質問しちゃうし。。

高鷲スノーパークが始まる前のウィングヒルズでも
毎週一緒に滑ったな。。。

車も派手な色の車になったな。。。似合っていたな。

siri機能を説明するのに、呑み会の最中に

「へい siri ママ(奥さん)に電話して」で・・

ママに電話で怒られてましたね。。

一緒に滑るときはビデオ撮りまくっていたな。。。
よく撮らされたな。。

滑るときはいつも先頭に滑っていったな。。

リフトでも沢山話したな。。

フリーの時に一緒に行ったダイナランドも楽しかったな。
非圧雪すごい勢いで滑ってたな。。真似できない。

スキーシーズンに入ると寂しさがぶり返すのだろうな。

コブの巨匠はスキースクールではいつも
でっかい声で。。話している。
それがスキースクールでの普通・・日常。

スキー場に行くと申し合わせていなくても
からなず出会う。そして一緒に滑る。。。

それがスキーシーズンの日常。。。
これからはいないのが普通になってしまう。

忘れたいけど忘れられない存在だったのが、、、
ずるいよ いなくなって。
絶対忘れられなくなってしまった。

改めて思う存在感の大きさ。

もう少し寂しさに浸りますが。。。
・・思い出すと涙が出てきますが。。。
シーズンに入ったら
生前のことをネタに笑っていきます。

生きている私たちはスキーを楽しませてもらいます。

スキーの楽しみ方を教えてもらったので・・。

悪いけど私たちはもっと上手くなっちゃいますよ。

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