スキー のテクニカルプライズ 気持ちは絶対合格!! 合格に向けて何をする? 


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

スキー場のオープンに関する情報も入ってきておりますが、
11月に入るともう雪上なんですよね。

先日まで半袖でも暑かったのが、
いつの間にか半袖では涼しいと感じるときもあります。

スキーシーズン近くに ますますトレーニングがしやすい
気温となっています。

身体仕上がってきてますか???

級別テストやプライズテストの合格に向けて
今シーズンでの合格に向けて強い意志で取り組んでいる
スキー狂も沢山いると思いますが、
今回はプライズテストのテクニカルプライズに
ついて自論を展開します。




テクニカルプライズについて

テクニカルプライズについてですが、
かなりスキーが上手くて、簡単には合格できない資格である
との認識だと思います。

テクニカルプライズは当然 上手な人であれば
一発合格もありますが、
合格に向けて何度もトライしているスキー狂も少なくありません。

実際にテクニカルプライズを受験すると
初めて検定を受験したことがある受験者に比べて
何度目かのチャレンジの受験者の方が多いと思います。

テクニカルプライズについて以下に
項目を示します。

1.テクニカルプライズのレベル

2.滑りの見直し

3.切れとずれ

以上の項目を展開します。




1.テクニカルプライズのレベル

テクニカルプライズのレベルですが。。。

先にも記載したように簡単に合格できないレベルです。

私が級別テスト1級の取得を目指していた時には
スピードの次元も高く、力を入れているようには見えないのに
しっかり制動し板を回しこんでターンがしている。。。

不整地でのコブでは すいすい滑って行ってしまい異次元的な・・。

云わば その時の私のレベルからすると 「神の領域」 に感じました。

テクニカルプライズ と 級別テスト1級 の合格する
する滑りについて比較してみると以下の感じだと思います。




①スピード

スピードですが。。
もちろんスピードの次元は高くなります。

大回り・小回り・不整地 全ての滑りで
スピードの次元は高くなります。

スタートからゴールまで降りてくるスピードは
もちろんのこと、ターンで板を回しこんでも滑走
スピードは速くなります。

大回りではカービング要素を多用して
スピードの次元を上げることと、
スピードを維持して滑ります。

小回りでは、、スピードは出ているが
しっかり板を回しこんでターン。

不整地では、コブによって滑り方を変えるなど
コブに合った滑り方でスピードを上げていきます。

スピードが上がった中でしっかり滑れる。

これがテクニカル合格のレベルだと思います。




②板の操作

板の操作ですが、
級別テスト1級の合格レベルより
高い技術力による操作性が必要となってきます。

板を操作するためには
板に乗っている位置も適正な位置に乗る要もあります。

ただスピードを出して降りてくるのであれば
できる限り板をゴール方向、フォールラインに向かって
真っすぐとなりますが、
ターンをするためにしっかり回しこみながらスピードを
出すためには高い操作性が必要となります。

特に不整地では雪質やコブの形状に合わせて
対応した滑りが要求されます。




③演技力

演技力です。。

級別テスト1級では 与えられた斜面を
要求の滑りで滑りきる。

斜面設定の急斜面では暴走しないように、転倒しないように滑りきる。

テクニカルプライズともなれば
与えられた斜面を暴走しないように、転倒しないように
滑り降りてくることは当たり前。

求められているレベルは
滑り降りてくることができればいい、速ければいい
ではなくて、、、求められているレベルを満足する
演技をして降りてくることが必要となります。

特に総合滑降では
どのように滑り降りてくるかは規定されていません。

高いスピードの次元で、スピードを落とさないように、
見ごたえのある滑りを考え、構成して滑る必要があります。

技術を持っていても滑り方・・・演技の内容、構成で
点数は変わってくると思います。




2.滑りの見直し

滑りの見直しですが。。。

さて、、、
合格するためには・・・ということになりますが
これからテクニカルプライズに初めてチャレンジする
受験者に向けてというよりは

一度不合格となってしまい再受験でチャレンジしている
受験者に向けてになります。

初めてチャレンジする受験者は今の滑りのままで
結果の合否が・・レベルがわからないからです。

再受験の受験者は残念ながらテクニカルプライズの
レベルに到達していなかったということなので・・
滑りの見直しを行ってみてください。。。

滑りの見直しですが。。

大回り、小回り、不整地小回り
これらの種目の滑り方を最終的には
改善していくこととなりますが、
ひたすら これらの滑りを滑りまくって
合格に到達できるか???

先の項目にもあるように
検定会では自分の持っている技術で
演技して滑る必要もあります。

求めているレベルの滑りができるのに
それを再現できていない場合は
種目を追いかけていくこととなりますが、
多くの再チャレンジの受験者は種目の前に
基本の滑りを見直すことで合格に近づくと思います。

基本の滑りとは・・・

まず簡単に確認するのであれば

「プルークボーゲン」が正しくできるか。

高速を求められるテクニカルプライズで
プルークボーゲンなんて・・・という感じですが、

プルークボーゲンには基本的な要素が含まれているというか
基本の技術だけで滑っていると思います。

①板に乗る位置

②圧のかけ方

③ずらし方

④外力への体勢

⑤左右均等の確認

以上の項目を確認できると思います。

この項目って大回りや小回りで滑るときの基本となる
部分だと思いませんか?

プルークボーゲンで確認するのですが、
テクニカルプライズの検定のようにスピードを
出す必要はありません。

基本的な部分の確認だけでなくて、
雪面に対しての板を操作する基本的な概念や
外力に対しての利用の仕方。

ターンを構成するときの
落差の取り方。。。

など・・高速で滑るために必要なスキーの基本を
見直すことで高速での滑りにも影響が出ると思います。

基本的な概念、動きを身に着け応用することで
テクニカルプライズの合格に近づくと思います。

正しい「プルークボーゲン」習得してみてはいかがでしょうか。




3.切れとずれ

切れとずれですが。。。

スピードの次元が高くなるとスピードを
抑えるための減速要素を少なくして
高速で滑ります。

減速につながるのは スキーの板のずれ
このずれを少なくすることで早く滑ることができると思う。

ずれる滑りのスキッティングより
カービングで雪面を切っていく滑りの方が
雪面の抵抗が少なく速く滑ることができると思う。

テクニカルプライズはスピードの次元が高く
カービングで滑る必要がある。。。ずれてはいけない。。
なんて思ってませんか???

大回り系の種目はほぼカービングで滑ることとなりますが、
小回り系の種目は全てカービングで滑ることは難しいと思います。

斜面設定も急斜面の設定で
いくらスピードの次元を高くといっても
フルカービングは超難易度が高いと思う。

エッジをたてて左右に振るだけではターンとは言えない。

テクニカルプライズの検定ではスピードだけ求められている
のではなくてターンをする技術が要求されているレベルを
満たしているかも見ています。

このため、、、ターンをするための技術向上。。




技術向上は基本がしっかりできていて
更に上の技術の習得が可能と思います。

基本がしっかりできていないのであれば。。。
もしかしたら今の滑りが、今のレベルが限界かもしれません。

理想とするハイレベルな滑りがあり
これに対して少しでも近づけるように練習する。

今のレベルから直球でこのレベルに近づければ
凄くいいが、
基本ができていないばかりに近づけないこともある。

早く理想のレベルに近づきたい気持ちは
凄くわかる。
ここで基本を確認し修正することで
今のレベルを脱却する可能性も十分に可能性
があると思う。

急がば回れ。

上達したい気持ち、合格したい気持ち
テクニカルプライズ合格のためにひたすら
大回り、小回りなど高速での練習をしてしまいがちだが、
一度基本を確認してみてください。

ここで直しておくべきだと思います。
合格のために。

・・・・切れとずれ から展開する内容が
かわっていた。。。話を戻します。。

スピードを出すためには切れが必要だが、
切れのカービング要素だけで滑りきることはできない。

スピードを調整する、ターン弧を調整するためには
ずれ は必要となる。

どこでずれを入れるか、
どれくらい入れるか。

ずれ となるとどうしても山回りで多用することを
想定するが、谷回りで入れるなど効果的に
ずれを活用することで頑張らないでも
楽に滑れるようになる。

ずらしていいんです。。。
ずれを上手く活用することで
ワンランク上の滑りができるようになると思います。




まとめ

テクニカルプライズの合格について
自論を展開してみました。

実際に自分が合格に向けて取り組んでいて
効果のあったこと、
スキースクールで対象者のレッスンをしていて
感じ、ケアするレッスンを行った内容を元に
展開してみました。

級別テスト1級を取得しプライズを目指して
取り組むとスキーをプルークスタンスに開いて
練習することは 殆どしなくなってしまいます。

高速でさーっと滑ってしまうと
繰り返し練習していても、なんかしっくりこないことが
ありませんか。

低速で一つ一つの動きの根拠、板の操作を確認して
徐々にスピードを上げていくという手もあります。

スピードが上がると外力の大きさや受ける力も
大きくなるので動きや操作の変わる部分もあります。

でも。。基本は同じ。

正しい道具の使い方、フォームを習得したうえで
応用する。

テクニカルプライズは簡単に合格できる資格ではない。

速ければいいという訳ではない、
斜面を上手く降りてこればいいという訳ではない。

速く、上手く降りてくるのだが
SAJが規定する検定基準に満足していなくては
ならない。

自己満足ではなく、SAJのテクニカルプライズとして
認められる滑り。

一度立ち止まって
自分の滑り、合格の滑りとは?を理解して
取り組んでみてはいかがでしょうか。

テクニカルプライズは取り組み方次第で
合格できる資格だと思います。

諦めず進んでください。。。時に立ち止まって。。

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