サマースキー はスノースキーのトレーニングになるの?


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

大分涼しくなってきました。
山では少し寒い感じもします。

冬に向けたオフシーズンのトレーニングといえば
スキーに一番近い、PIS LAB や マットスキーなど
人工芝のようなマットの上をスキーの板で滑るものだと思います。

スキーのトレーニングとして多くのスキー狂が
経験したことがあると思いますが、
PIS LAB や マットスキー などについて
自論を展開します。




サマースキー

サマースキー ・・というのか。。
夏でもスキーに近い感覚で斜面を滑ることが
できる施設です。

ウィングヒルズ・丸沼・かぐら・ふじてんリゾートなど
全国で数か所このような設備があります。

行ったことはありますか?

各設備で使用しているマットも違いますが、
人工芝のような板の接地面積を減らし抵抗を減らす
マットの上をスキーの板で滑ります。

このようなサマースキーですが以下に
展開する項目を示します。

1.スキーと比べて

2.練習

3.別のスポーツ

以上の項目で展開します。




1.スキーと比べて

スキーと比べてですが。。。。

サマースキーはスノースキーと同様に
スキーの板とブーツを履いて
専用のマットの上を滑ります。

スキーの板は冬に使っているスキーの
板で滑ることができますが、
主に冬で使っている板をサマースキーで使うと
もったいないので、前に使っていた板などを
サマースキー用に使用するのがいいと思います。

専用のマットは樹脂でできているので
スキーの板のソールにマットが溶けた樹脂が
こべり付きます。
また、マットの上をエッジをきかせて滑り、
板がずれたりするとエッジの摩耗が激しいので
直ぐにエッジが丸くなってしまいます。

サマースキーで使った後に
チューンナップに出して冬に使うという方法
もあると思いますが、
スノースキーを主体と考えると
スノースキーで使用を想定していない使い方で
使ったものを冬に使うのは、私は少し抵抗がある感じです。

先に記載したように、
マットの上を滑っているとエッジの摩耗が
激しいので、数本滑るとエッジがきかなくなります。

エッジがきかなくなると、その場でエッジを研いで
滑ります。

エッジは頻繁に研ぐことなるのでエッジが凄く減ります。
エッジの角度も87度とかで
エッジをたてていきます。。

私は冬の板のエッジは自分で触らないようにしています。

でも・・・サマースキーはエッジが効かないと
凄く滑りに影響するし、、、滑れなくなってしまうので
自分でエッジを研ぎます。




サマースキーでマットの上を滑るために
ゲレンデには水が散布されています。
水で濡れていないと抵抗が多くなって滑りません。

更に滑りをよくするために施設が準備している
オイルをソールに塗ったり、
各自が準備したシリコンスプレーなどをソールに
塗って滑走します。

スキーの板はスノースキー用の板で滑ることもできますが、
接地面積を少なくしているのか、板のソールがイボイボになっている
専用の板や、ソールがステンレスのものもあります。

それぞれの板はマットの材質による相性もあるようです。

ブーツも冬に使っているもので滑ることができます。

冬でメインに使っているブーツを傷つけたり、
夏の温度の高い環境で使用するのを避けるため
冬で使っていた古いブーツで滑っている人も少なくありません。

ストックについても
冬と同じもので滑ることができますが、
専用のマットの上を滑るので凄く傷つきリングも削れていきます。

このため、板やブーツ同様に主に冬で使っているものとは
違うものを使っている人が少なくありません。




ウェアですが。。。
スキーシーズンが近くなり涼しくなればウェアを着ている
ひともいますが、
夏や秋でウェアは暑いので、
カッパのようなものか、ジャージで滑っている人が多いと思います。
転ぶとウェアが擦り切れる可能性もあるため
汚れたり、擦り切れることを想定したウェアを
着ていくのがいいと思います。

転ぶと スキーヤーが大根おろし状態となり
マットで擦れて無茶苦茶痛いので
転んで怪我をしないように
暑くても長袖、長ズボン そして 手袋
を着用して滑るのがよいと思います。

安全を考えると やはり ヘルメットも
着用がいいと思います。

さて・・・。

スノースキーと比べての滑りや感覚ですが。。

雪に比べて滑りません。

滑らないけど、加速するまでに時間がかかりますが
そこそこスピードは出せます。

雨の日はマットが濡れて滑るようになります。

気温が低くなるとマットが硬くなって滑るようになるので、夕方になると滑りがよくなったりします。

基本的にマットは雪のように
板が雪にもぐったり、
エッジをたてている板のソール部分に
雪の山ができるなどはないので、
制動要素はソールの抵抗とエッジということになると思います。

これらの特性を十分理解して練習するのがいいと思います。




2.練習

練習ですが。
私が感じた自論を展開します。

雪のようにエッジをたてて板のソール側に
雪が盛り上がったりするようなことはありません。

そして、スピードが出るまでの加速度は
雪の方が大きいと思います。

なのでゆっくり滑る低速の練習はできないことはないが
雪に近い感覚では できないと思います。

まず。。。スノースキーは板が滑ると雪面が
板で押されて変化したり、雪に盛り込んだり、板の裏に山が
形成されこれが抵抗となり制動を行う。

サマースキーの場合は専用のマットの上を
滑るため雪のように大きな影響を受けないが
マットの沈み込みの分 板がマットにめり込んで
エッジが噛むという感じ。

主にはエッジで制動を行っていく感じだと思う。

エッジをたててターンや制動を行う。




エッジをたててといっても板を横方向に
使うずれを主に使うとエッジがすぐに丸くなって
制動しにくくなる。

エッジをできる限り温存しするには
ずれを少なくする。

ずれを少なくする滑り・・・?

カービングで滑ることがサマースキーでは最適と感じる。

小回りもできないことはないが
カービング小回りは難しい。。

となると練習はカービングの大回りや中回りを
行うのがよいと思う。




3.別のスポーツ

スキーの板を使って、
ブーツを使って、ストックも使って
スノースキーと同じように斜面を滑る。

滑るためには重力によって斜面を滑る。

滑れば遠心力などの外力に対して対応する。

サマースキーですから・・
やはりスキーと同じように感じるが。。。

スノースキーではなくサマースキー。。
滑るゲレンデは雪のゲレンデでなく、
専用のマットの上を滑る。

同じ道具を使って、同じ原理で滑るので
同じような特性のスポーツとなる。

でも。。。スノースキーとは明らかに違う。

自論だが。。。サマースキーを上手に滑るには
効率よくエッジをたてて、
効率よくエッジを開放する必要があると思う。




スノースキーではいろいろな雪面を滑る。

アイスバーン、春の雪、新雪・・・
風変わりなアイスバーンを滑っているといえば
そうなるが。。。アイスバーンのようには板は滑らない。

そんな雪面というかマット面に対応した
板の操作方法をスキーヤーが調整して滑る。

全てがスノースキーと同じではない。

スキーなのだが、スキーの親戚。

スキーのトレーニング、トレーニングのための別のスポーツ。

スキーに活かせる部分を理解して
サマースキーを活用するのがいいと思う。

サマースキーを突き詰めていくと
雪とは異なる板の操作を誇張して行っていく
ことで上手く滑れると思う。

これがスノースキーに癖となって影響を
与えないように。

サマースキーを上手くなろうとしないで、
スノースキーに活かせる練習をしていくのが
いいと思う。。。




まとめ

サマースキーではスノースキーの
悪い部分が顕著に出ることもある。

特に山回りで板を横方向に使うと、
板は横方向にずれまくりで止まらない。

足場を求めるほどさらに板は横方向に
滑っていく。

板を横方向で使わないように心がけても
山回りで板がグリップすることを継続できずに
横方向に板がずれていってしまう。

山回りで多くの仕事を行うのではなく、
谷回りで仕事をして
山回りでは抜けていくようなイメージがうまく滑れるように感じる。

サマースキーは専用のマットの上を滑るので
スノースキーに比べれば危険度は高いと思う。

止まる距離も長くなるし・・・

無理をしないように。

低速でずらした練習はできないわけではないが、
カービングができるレベルの方が明らかに楽しく滑れる
と思う。

カービングができないとサマースキーで
スノースキーに影響を与えるほど上手くならないかといえば
そんなことはない。

同じ道具を使い、同じ操作の概念で滑る。
無理をしないで、
サマースキーの特性を理解して
滑ることで冬への上達を導くことができると思う。

闇雲に滑りまわるのは
別の癖を誘発する恐れもあるので注意が必要と思う。

夏もスキー 楽しいですよね。

冬に備えてトレーニングに活用してみてはいかがですか??

スキー のオフシーズンにやる気の出るツールやアプリ 

スキー のシーズンオフのトレーニング 楽しく スキーのために

スキー のオフシーズンにストックの突き方をトレッキングで習得する!

私の投稿はフェイスブック:Facebook からもアクセスできます。
今回の投稿で気に入っていただければフェイスブックでの いいね や フォロー ・・シェア
も大歓迎です。。。。
念のため以下です。↓
https://www.facebook.com/Gakuro23/

Twitter でも Gakuro Monologue で投稿しています。
https://twitter.com/Gakuro23
***フォロー・リツイート大歓迎です!****

にほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへ
にほんブログ村

スキーランキング