高鷲スノーパーク SAJスキースクール での上級レッスン 綱引きのポーズは全ての基本


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト 1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

2019年3月23日に
高鷲スノーパーク SAJスキースクールで
上級レッスンを担当しました。

ゲレンデはウェアに付けていた温度計で
-3度でこの時期にしては寒い一日でした。

ゲレンデは3月後半にしては
ハードパックで午前中は大回りで楽しめそうな
状態でした。

スーパーコースのコブは少し深く
午前中は昨日滑った状態でそのまま固まっているような
感じでした。

担当した上級レッスンについて展開します。




上級レッスン

上級レッスンですが。。
受講者は級別テスト2級 と 1級の合格を目標とした
2人でした。

レッスンの内容を以下に示します。

1.綱引きポジション

2.プルークボーゲン

3.横滑り

4.シュテムターン

5.小回りターン

以上の内容を展開します。




1.綱引きポジション

綱引きポジションですが。。
スキーに圧をかけていくときのポジションは
一番効率のよい方法で力をかけていく必要があります。

力のかけ方として単純に綱引きのときの力の
かけ方を考えてください。

綱を引くときに。。
綱を引く方向に 骨盤・胸 は向きます。
そしてその方向に向けて足を突っ張っていきます。

スキーを履いた状態で
ストックを握って綱引きのようにストックを引き
倒れないように力を入れたときのポジションが綱引きポジションです。







2.プルークボーゲン

プルークボーゲンは
綱引きポジションを外脚の動きに取り入れて
滑ります。

谷回りでターンを始動するために
山側の脚をターン外側に向けて圧をかけていきます。
このときに上体は力をかける方向を向いていくため
若干上方向を向きます。

このまま圧をかけ続けると板は自然にターンを開始して
曲がっていきます。
そのまま回旋など特別な操作を行わないで圧をかけ続けると
斜面をずれ落ちながらターンしていきます。




3.横滑り

横滑りですが。。。
プルークボーゲンの山回りで
トップ方向に進み続けるターンのイメージではなく。。

板の横方向に斜め下方向にずれていきます。
しっかり谷脚に荷重して綱引きポジションを活用します。

上体が向く方向は進行方向となります。
骨盤、肩のラインは同じ方向を向きます。

このずれている状態に山側の脚を
パラレルスタンスとすれば横滑りとなります。

滑るイメージは以下となります。







4.シュテムターン

シュテムターンですが。。
今回は級別テスト 2級のシュテムターンです。

2級のシュテムターンは
内足の引き寄せが山回りで行う。。
引き寄せが遅くても合格です。

滑りのイメージとしては
プルークボーゲンで切り替えと谷回り を滑り
山回りで山側の脚を寄せてパラレルスタンスとして
横滑りを行うイメージで滑るのがよいと思います。




5.小回りターン

小回りターンですが。。
プルークボーゲンから誘導しました。

まずはプルークボーゲンを行い回旋などは
行わないで曲がるまで他の操作は行いません。
だけど動きが固まらないように常に動き続けます。

山回りでは横滑りのように横方向の要素を多く
滑るのではなく。。
トップ方向に向けて滑り続けます。
ですが、、トップに真っ直ぐ進んでしまうと
どんどん加速してしまうので、、
板の進む方向に対して板の方向を斜めにして
制動しながら滑り続けます。
縦滑りのイメージ滑ります。

このようなイメージでプルークボーゲンを行い。
内脚をパラレルスタンスとするため外脚に寄せます。。

外脚に内脚を寄せてもプルークボーゲンの
外脚の軌道は変えないで滑れば小回りとなります。

プルークボーゲンの軌道を
パラレルスタンデ行うのは簡単そうですが。。
結構難しいです。

常にターン全体で制動しながら滑ってください。







まとめ

綱引きのポーズから始まり。。
その力の掛け方をプルークボーゲンの外脚に
活用する。

その後この外脚にしっかり圧をかけて
滑りパラレルスタンスとすれば横滑りとなる。

そして、プルークボーゲンと横滑りを活用すれば
2級のシュテムターンとなる。

プルークボーゲンの軌道に内脚を寄せて
パラレルスタンスとすれば小回りとなる。。

綱引きのポーズの力の掛け方は全て同じ。
基本は同じ。。

プルークボーゲンの力のかけ方 操作方法が違うと全ての滑りに影響が・・

最近のスキーのレッスンで感じた 基本の重要性 力の掛け方の効率が一番いい方法

テクニカル受験者に読んで欲しい プルークボーゲンは全ての滑りの原点だ!

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