高鷲スノーパーク SAJスキースクールでの テクニカルプライズの不合格になった理由


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

2月24日 に高鷲スノーパーク SAJスキースクールで
テクニカルプライズ検定が開催されました。

この検定での気付いた点に
ついて自論を展開します。




テクニカルプライズ検定

テクニカルプライズ検定ですが
2月24日の検定会は事前講習2時間2単位と
検定会を1日で実施されました。

受験者にとってはかなりタイトな検定会であった
と思います。

事前講習は事前講習のバーンに講師が張り付いて、
受講者は自分の練習したい種目のバーンに
行って滑走してもらいました。

事前講習後の検定会は
35人の受験者の検定を行いました。

事前講習、検定会で気付いた点を
以下に示します。

1.大回り

2.小回り

3.総合滑降

4.不整地小回り

以上について展開します。


*イメージで高鷲スノーパークの合格発表リストではありません




1.大回り

大回りですが。。
テクニカルプライズとなると急斜面を
滑ることとなりますが、
結構受験者の多くは他の種目に比べて
上手いな・・という印象でした。

全体的にターンのずれを少なく滑走性の高い
滑りで・・受験者のレベル高さを感じました。

傾向として多かったのが、、
先行動作によるターンの始動や
板の性能に頼ったターンを行っている
場合に減点となっていたと思います。

最近のスキーの板は板を斜めにするだけで
ターンができてしまう高性能な板です。

板の上でスキーヤーが斜めに傾くことだけで
ターンを構成している場合には合格点には
達していなかったと思います。




2.小回り

小回りですが。。
減点となっていた主な操作は
板の横方向の要素を多く使った
滑りだと思います。

この滑り方であるとターン弧が
丸く綺麗な弧が描けないと思います。

滑走性を上げて、
綺麗なターン弧を描いて滑るには
スキーを滑らせ続けるために
スキーの縦方向の要素を使う必要が
あると思います。

検定は急斜面のため
横方向の要素を多く使い 板に溜まった
圧で弾んでしまい更に谷回りでの
接雪が得られにくくなっていました。

ワイパー操作です。




3.総合滑降

総合滑降ですが。。
スピードが減速しているような
操作をしてしまっていた受験者は
減点となっていたと思います。

総合滑降は 大回り や 中回り や 小回り
で与えられたバーンを高速で演技(滑走)をする
種目だと思います。
高速での安定性を確認することができます。

斜面に応じてターンの構成も考えて滑る必要が
あると思います。

大回りから小回りへのターンサイズの切り替え時や
小回りで減速要素が出てしまうと
減点になると思います。

スピードを殺さないターン構成や滑走をする
必要があると思います。




4.不整地小回り

不整地小回りですが。。
チャレンジャー側の立場として見ていると
凄く共感できる感じがしました。
滑りきれるか?という不安感。

コブは1レーンしかなくて、
少し固めの雪質です。

事前講習の様子からスタートラインを
一段したに下げてのスタートでしたが、
難しいコブであることには変わりありませんでした。

「絶対滑りきる!!!」
受験者の気合が凄く伝わってきました。

このような難しいコブでも、
合格者は 滑走性を求めてる部分があったと思います。

逆に滑走時にほぼ板が横を向いて止める意識が
多い滑りは合格は難しかったと思います。




まとめ

テクニカルプライズはやはり多くのスキー狂が
目指すだけの資格であるな・・と感じました。

受験者の滑り込んでいる雰囲気も
感じられます。
結果は別にしてみんな上手かったと思います。

受験者のなかで女性や未成年が思っていたより
多かったのが驚きでした。。

結果発表で受験者がウェア・ゴーグルをとった姿で。。。
「えっ??あんな子があんな滑りしてたの??」
というようなギャップもありました。。

今回惜しくも合格とならなかった
受験者も絶対諦めないでほしい。

もし、、多くの種目で点数が出ていなかった受験者が
がっかりしているなら。。
もしかしたら共通の動きが原因で減点となっている
こともあります。

ローテーションとか、板の特性だけでのターンとか
ひとつ治すと全ての種目に波及する可能性があります。
すると全ての種目が全部底上げとなります。

原因を確認して対策してください。
取り組み方次第で合格できます!!!!!

スキー検定 テクニカルプライズの具体的な合格への近道 小回り系の合格点を確実に採ること

スキーのテクニカルプライズに必要な技術要素 カービングだけでは滑りきれない

スキーのテクニカルプライズ合格に向けて 「小回り」で意識すること スピードを維持して回しこむ

スキーのプライズテスト(テクニカル・クラウン)の受験で検定に負担をかけない事前講習の受講方法

私の投稿はフェイスブック:Facebook からもアクセスできます。
今回の投稿で気に入っていただければフェイスブックでの いいね や フォロー ・・シェア
も大歓迎です。。。。
念のため以下です。↓
https://www.facebook.com/Gakuro23/

Twitter でも Gakuro Monologue で投稿しています。
https://twitter.com/Gakuro23
***フォロー・リツイート大歓迎です!****

にほんブログ村 スキースノボーブログ スキーへ
にほんブログ村

スキーランキング