スキーの級別テスト1・2級とテクニカルプライズの減点される受験者が多い検定種目 と各種目の概要


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの合格に向けて
取り組んでいるスキー狂のみなさん
級別テスト(バッジテスト)やプライズテストで受験者が
減点となっている種目ってどんな種目かわかりますか。。
自論を展開します。




減点になっている種目

減点となっている種目について以下の資格ごとに
展開していきます。

1.級別テスト2級

2.級別テスト1級

3.テクニカルプライズ

以上について展開していきます。




1.級別テスト2級

級別テスト(バッジテスト)2級について、
スキーの級別テストにおける検定会方式による
検定となる一番最初の資格となります。

スキーを初めて上手になったと認識して腕試しに
受ける資格となります。

この資格はストイックに資格や滑りを探求しないでも
上達の過程で上級者と呼ばれるレベルで合格すると思われます。

しかし、ゲレンデをスイスイ滑れるというだけでは
合格できません。

級別テストは基礎スキーでありスキーを操作して
滑っているというところを各種目により表現する必要があります。

検定種目ですが

・シュテムターン

・大回り

・小回り

となります。

スキー初めての検定・級別テスト(バッジテスト) 2級はどんなレベル?どんな滑り?採点は?

そして、受験者で多く減点となっている種目の
順番は、、、

1.シュテムターン

2.小回り

3.大回り

の順番です。




シュテムターン

一番簡単そうな シュテムターン ですが、
一番減点となっていると感じます。

2級の受験者で当日まで検定種目を知らない受験者
も多く、
・・・となると検定種目の個別の練習をしていない
ということとなります。

通常ゲレンデでスキーを楽しむときには、
大回りや小回りで滑って楽しむといった感じですよね。

シュテムターンで楽しむなんてスキーヤーは珍しいと
思います。

このシュテムターン、ターンの時にシュテムして谷回りで
両足を揃える簡単な滑り・・。

スキーの上達の過程でパラレル導入のための滑り方という認識だと
思いますが・・。

正解ではあるのですが、正確にシュテムターンを行うと
結構難しいのです。

滑りの内容については今回は触れることは致しませんが、
シュテムターンはどのようなターンかを理解して求められている
動きで滑る必要があります。

事前に練習が必要です!!!

以下に関係のある投稿を示します。

スキー検定合格シリーズ 「シュテムターン」 指導系受験者・2級受験者必見!これで合格重要な5つの項目




小回り

2番目に減点となっている 小回り ですが、
小回っていない受験者・・・ターンが大きすぎたり
しかっりターンができていない。

後傾による暴走が多いと感じます。

スピードや確実な・・正確な板の操作までは
できていなくても合格レベルとして観てもらえると思いますが、
板を操作することなく小回りっぽく滑り降りてしまうと
減点となります。




大回り

2級での 大回り は多くの受験者が他の種目に比べて
滑り込んでいる感じが伝わってきます。

2.級別テスト1級

級別テスト1級について、
1級を取得するとスキー業界で
パトロール、準指導員、テクニカルプライズと
受験者の目標に向かって取り組みを開始することができます。
このための基本となる滑りとして1級が必要と定義されて
いることもあり2級に比べて高いレベルの滑りが必要と
なります。

検定種目は

・横滑り

・小回り

・大回り

・不整地 小回り

となります。
横滑りにより基本的なポジションを確認して
不整地小回りにより対応力を確認することができます。

スキー検定 級別テスト1級への合格の近道 無駄な時間を使わない 味方にできるものは活用する

スキー検定 バッチテスト1級の具体的な合格への近道 横滑り・不整地小回りの合格点を確実に採ること 

受験者で減点となることが多い種目は

1.不整地小回り

2.横滑り

3.小回り

4.大回り

の順番であると感じます。




横滑り

不整地小回りと横滑りは ほぼ同等の順番と思われます。
横滑りは動きの基本となります。

初めて受験する受験者の多くは意味も分からず、事前の練習もなく
事前講習で練習し検定を受けていると思われます。

横滑りは基礎スキーの基本となるポジション、姿勢など
が含まれています。

意味も分からず形だけ追いかけてしまうと合格は
難しいと思います。

どのような姿勢で、板をどうやって滑らせるか。
理解し事前に練習して検定を受ける必要があると思います。

スキー検定合格シリーズ 「横滑り」 指導系受験者・一級受験者必見! これで合格!重要な4つの項目

スキー検定合格シリーズ 「横滑り」パートⅡ 指導系受験者・一級受験者必見! 理解して勝ちに行こう!




不整地小回り

一番減点の多い種目は 不整地小回り だと思います。
不整地 小回り は普段滑れていないと検定で合格点を
もらうことは難しい種目となります。

不整地のバリエーション(コブの形状、斜度、雪質)もおおいため
それに対応した滑りでスピード制御して滑り降りてこなければなりません。

1級の不整地 小回りは 高いレベルを求められているわけでなく、
滑り降りてこれば、合格点が出ると思います。

言葉のマジックですが、、、「滑り降りてくる」です。
コブをスキーで降りてくるだけでは点数は出ません。

板を縦に使うまでいかないでも、
止まらないである程度のスピードを維持して
滑れば合格点が出ると思います。

不整地が得意な受験者は 加点を狙える種目でもあると
思います。




小回り

次の小回りですが、
検定斜面をスピードコントロールして滑り降りれば点数は出ると思います。
それには板を操作して、スピードの制御が必要です。

後傾、暴走、板の性能に頼ってターンが出来ていない、ローテーション、内倒など
過剰に行っていると減点となります。

スキーの級別テストやプライズテストでの小回りの滑り方 しっかり板を操作して滑る


http://gakuro23.com/wp-admin/post.php?post=983&action=edit




大回り

最後の 大回り ですが、
2級と同じように練習が行き届いている雰囲気があります。

カービングを活用したレベルの高い滑りをする受験者もいますが、
雪質によってはカービングで滑ったことでミスを誘発するケースもあるので
カービングで滑ると全て合格ではありません。

左右均等な丸いターン弧を描いて滑り降りてください。

暴走、後傾、内倒、ローテーション、外向過多など
の症状が強いと減点となります。

スキーのシーズンインに不整地・コブの苦手を克服 コブができるまでが重要 緩斜面での練習法 




3.テクニカルプライズ

テクニカルプライズについて、
テクニカルの資格名称のごとく技術を必要とします。

多くのスキーヤーの憧れエキスパートレベルとなります。

スピードの次元が高く、雪質、斜面状況への対応力、技術を
持っている受験者が合格します。

検定斜面を滑り降りるときには、降りていくのが限界でなく
どのように降りていくか検定員側の求めている内容に合わせて
作戦をたて演技する必要があります。

テクニカルプライズの検定種目ですが、

・小回り

・大回り

・総合滑降

・不整地 小回り

となります。

http://gakuro23.com/wp-admin/post.php?post=805&action=edit

受験者で減点が多い種目は

1.不整地 小回り

2.小回り

3.総合滑降

4.大回り

の順番であると感じます。




不整地小回り

不整地小回りですが、
圧倒的に苦手な受験者が多い種目となります。

テクニカルプライズの場合は
滑り降りてくるだけでは減点となります。

ある程度のスピードが必要となります。

このためには若干なりとも板を縦方向に使う必要もあります。

不整地も1級に比べて若干厳しいコブが設定される
場合もあります。

暴走やラインを外れる、停止してしまうと減点となります。
スピード不足も減点となると思われます。

普段からコブを滑り慣れる必要があります。

スキー検定合格シリーズ 「不整地 小回り」 普通に合格するなら前走と同じラインを滑ること




小回り

次に小回りですが、

検定員で点数を付けていると比較的明確に合格と不合格の
境目が見える種目です。

板を制御して、スピードを出しながらしっかり板を回し込み
ターン弧を描いて滑る必要があります。

後傾、暴走、ローテーション、内倒、外向過多は減点となります。
加えてスピード不足も減点となります。
沢山減点の要素ばかりですが、
それだけにテクニカルプライズは厳しい種目となります。

関係のある投稿を以下に示します。

スキーの検定 整地小回りの視点(2級・1級・テクニカル)要求事項を知ることで攻略する




総合滑降

次の総合滑降について

明らかにスピードの対応レベルによる減点となります。

スピードの減速要素が多い場合や、
ゴールまでスピードが維持できない場合には減点となります。

スピードを維持したまま種目の切り替えが必要となるため
全体の構成や流れも考えて滑る必要があります。

スキー検定合格シリーズ「総合滑降」 テクニカル・指導系受験者必見! 総合滑降は自分をプロデュースしろ!




大回り

最後の大回りについては

級別テストと同じように受験者の練習が行き届いている種目と
思われ、カービング要素を活用しスピードに乗ったターンが

比較的減点の少ない種目となりますが、
ゲレンデの雪面が荒れた状況での検定となると
合格者と不合格者の滑りの差が顕著に表れてきます。




まとめ

減点される受験生の多い種目で合否の差が出ているといっても
過言でないと思います。

私も分かる気はしますが、練習していて怖い、楽しくない
種目は減点される人が多いと思います。
結果あまり練習していない種目ですね。。。

また、練習しないでもできると思ってしまうということもあるかもしれません。

検定は当日に検定種目を知って事前講習で覚えて合格というような
取り組みで合格できるような簡単なものではないと思います。

多くのスキーヤーが憧れる資格です。
一朝一夕で合格できるような種目はないと思います。

検定には時間もお金も必要とします。
これらを無駄にしないためにも事前準備は必要と考えます。

高いレベルの資格になるほど合格に向けた取り組みは必要となります。

得意種目の加点で苦手な種目を補填するという方法もありますが、
加点をあてにした受験は賭けだと思います。
全てできるように取り組む必要があります。

減点となる受験者が多い種目の順番をあげてみましたが
減点とならないように合格に向け取り組んでください。

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