苦手なスキーヤーが多いスキーの小回り 苦手な理由を考えて どうしたら上手くなるか考える


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト)や級別テストの合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
小回りは苦手ですか?

大回りに比べると苦手な人が多いと思います。
小回りの苦手について自論を展開します。




小回りについて

小回りは大回りよりも中回りよりもターンサイズが小さい
パラレルスタンスのターンです。

小さくターンを行うためにはある程度早い動きも必要となりますし、
そのための体勢づくりも必要となります。

小回りは大回りに比べるとフォールラインに真っ直ぐ
滑っていく滑りとなります。

斜面の雪質や雪面状況の影響も受けやすくこれに対応する
必要があります。




小回りが苦手な理由

小回りが苦手な理由について考えてみます。

1.上手に滑れないから

2.板の操作が上手くできない

3.スピードが出てしまう

4.もしかしてマテリアル

以上の項目について展開してみます。




1.上手に滑れないから

上手に滑れないから苦手・・・
そのままの理由という感じですが、
私もそうなんですが、、、
でも・・・私の場合は苦手だから嫌いというわけではないんですよね。

自分が想定している滑りに比べて上手く滑れていないけど、
小回り好きです。

スキーの滑りの中でスキーヤーが操作している感じがして
スキーヤーごとの個性があって、特徴があって
技術的なことが分からない時は
目標の滑り方と見比べてちょっと違うかな・・なんて感じで
改めて目標の滑りを認識していました。

苦手だけど、上手く滑れないけど
小回りが好きな人は多いのではないでしょうか。

上手くなるにはまずはそこからでいいと思います。




2.板の操作が上手くできない

板の操作が上手くできないについて、
どう動かしていいかわからない・・・。

さらに、、、目標とする滑りがどうやったらあの滑りが
できるのか理解ができない。。
まずはこんな感じでしょうか。

目標とする滑りは応用編と考えて、
まずは基本編のスキーは

・どうやって滑っていくか

・どうやってスピード制御するか

・どうやってターンするか

そのためにどんな動きをすればいいか。

これをひとつひとつ解決して応用編に進むのが
いいのではないかと考えます。

小回りは

・角付け、エッジセットされた状態をつくる

・板に圧をかけてたわませる

この状態でターンしてきます。

この時に遠心力による体勢づくり、
重力によるスピード制御も必要にまります。

・ターンしてその圧を徐々に開放

・両脚に乗っているだけの状態の切り替え

ざっくりとこんな感じでターンしていると思います。

これを細かく分析して自分がどう動くか
を考える必要があります。

そのための基本である体の動かし方を
習得するのは重要であると考えます。

具体的には緩斜面でプルークスタンスで
ゆっくり動きを覚えていくのが良いと思います。




3.スピードが出てしまう

スピードが出てしまうについて、
板の操作と類似した展開となってしまいますが・・・

スピードが出てしまうのは、
小回り=フォールラインに真っ直ぐ滑る

の意識が強いのかもしれません。

これはスタートからフォールラインに
一本の線を引いてこの線を横切るように真っ直ぐ
滑るイメージではないでしょうか。

これを2本の線をイメージしてこの間をターンして
滑っていくイメージに変えてみる。

もっと板を回し込んで、極端には斜面の横方向に
滑る期間をもうけるイメージで滑ってみてください。

板のエッジを立てて滑るだけでなく、、
もっともっとずらして滑ってもいいと思います。

最初は余裕をもって大きく回し込んで横方向の期間を
すくり、徐々に落差を作っていくのがいいと思います。




4.もしかしてマテリアル

小回りの板は小回りがやり易いように
回転半径も小さく、板に溜めた力が早くかえってくるように
設計されています。

でも板をたわませることができると楽にターンはできます。
練習段階ではすこーし柔らかい板で感覚をつかむのも
いいかもしれません。

最近の大回りの板はロッカー構造といって
板に圧をかけるとトップとテールが若干浮くようにできている
板もあります。

このロッカータイプの板は接雪がセンターだけなので
ピポット的に板をクルクル回すことができるので
づれを沢山使った小回りができます。

ちょっと長めの板でづれの練習をするのもいいかもしれません。

大回りの板を履いた後に小回り用に変えると
すごくクイックな板に感じられます。。。

オールラウンドや少し長めの板を
使っているようであれば、
小回り用の板を試してみるのもマテリアル頼み案の
一つの方法かもしれません。。。

ですが・・・最終的には滑りの改善を行っていく必要は
あると思いますが、、
感覚的な切っ掛けがつかめれば・・・って感じです。




まとめ

苦手と上手くできないは一緒のような感じですが、
苦手と嫌いとは一致しない感じがします。

まずは嫌いでなければ上手くなるように取り組んでいいくこと
だと思います。
・・・・嫌いでも取り組まないと検定は合格しないのですが。。。

取り組んでいくことで
緩斜面なら・・・とか、部分的に苦手がなくなって
くると思います。

小回りが上手になるとかっこいいですよね。。

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