スキー初めての検定・級別テスト(バッジテスト) 2級はどんなレベル?どんな滑り?採点は?


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの合格に向けて
取り組んでいるスキー狂のみなさん

初めて検定を受検するスキーヤー・・
事前に検定とはどんなものか不安ですよね。

初めて検定を受検について
自論を展開します。



初めての検定

なんでも初めてと言うのは緊張しますよね。

スキーも初めてスキーの板を履いたときには
なんじゃこりゃ。。

こんなん 扱えるの?結構重いし。。

のような感じで初めたスキーが今は冬になると
義務のように滑りに行っています。

スキーを初めたばかりのころは滑れないことが
楽しかったりして・・・
始めて数年も経つと滑れる楽しさを味わって、
さらにスキーにどっぷりになる。

気が付くと、スキー場のゲレンデで滑れないところは
なくて、どんな斜面でも滑り降りてくることができる。
スピードも怖くないし、逆に楽しい。。。

スキーも大分滑れるようになってきたし、
そういえば検定って言うのがあるらしいじゃん。。。

「もしかして受かるんじゃね?」

・・・・・・・・・・なんて勝手に初めての受験までのストーリー
語ってますが。。




バッジテストとは

さぁ初めての級別テスト(バッジテスト)ですが、
全日本スキー連盟 により認定される資格です。

ネット上では級別テスト・バッジテスト・バッチテスト・バッヂテスト
といろんな記載がありますが、正式には級別テストだと思います。

この級別テストで合格するとバッジがもらえます。(認定料を払うことで)
バッジを貰うので・・バッジテストの愛称で呼ばれることが多い
資格です。

この級別テストですが、
ジュニアと一般があり
一般は5級からあります。

実際に受験者が受験するのは3級からが多く
5級、4級の受験者は凄く少ないです。

受験には当然お金も掛かります。




受験資格

受験資格を考えると
5級~2級まではいきなり希望の級を受験することができます。
1級は2級を取得していることが必須です。

このため、受験できる一番ハイレベルな資格は
2級となるので、
2級から受験する受験者が多いと思われます。

検定の方法

検定のときの受験者の滑りを確認するための認定方法は
5級~3級までが講習内検定と言って
スキースクールのレッスンの中で検定員の資格を
持った講師が講習を行いながら滑りのレベルを確認し
受験した級のレベルの滑りができると認められれば
合格となります。

このため、講習内検定は1回のチャンスと言うわけではなく
講習内で滑っている間に滑りのレベルを判断されます。

2級からは検定会により受験すレベルの滑りができるか
3人の検定員により確認します。

検定会は検定員が設定した検定バーンで行い
受験者が検定員3人の前で一人づつ検定種目を滑ります。

検定の採点方法

検定は講習内検定においても検定会においても
100点満点で採点されます。

そのときの種目ごとの平均点が

3級で 60点以上

2級で 65点以上

1級で 70点以上

で合格となります。

もう少し細かく説明しますと
3級は2種目の検定種目が規定の滑りのレベル以上あれば
合格となりますが、
2種目の合計が120点以上で合格となります。

このとき、1つの種目が59点であっても、
もうひとつの種目が61点であれば合計120点
あるので合格となります。

このため先の説明では種目ごとの平均点と表現しています。

・・ということはひとつの種目がめちゃくちゃ上手で
63点 で もうひとつの種目が 56点 となると
合計119点となり不合格となってしまいます。

もう少し・・実際の採点方法

なんとなく別の資格であるとか、筆記試験とかを考えると
100点満点中 3級で60点以上 となると
100点満点の6割なので結構簡単じゃん。。。

な~んて考えてしまいがちですが、
3級 の滑りのレベルを100点満点として、
その6割が満足すれば合格と言う認識ではありません。

先に記載した各種目の合格の平均点

3級で 60点以上

2級で 65点以上

1級で 70点以上

については、繋がっています。
繋がっているというのは

100点満点に対して
3級の滑りのレベルがあれば60点以上の点数となり、
2級の滑りのレベルがあれば65点以上の点数となります。

同じように、
1級の滑りのレベルがあれば70点以上の点数となります。

このため、3級の検定を受検して
65点 と採点されていた場合は2級のレベル以上の
滑りができると採点されたこととなります。

さらに詳しく実際の採点方法

厳密には採点される点数は3級から1級へと関連性の
ある点数となりますが、
実際の検定での採点の方法は
3級 であれば 60点 の基準でプラス/マイナスというような
採点をされます。

検定時に受験者の滑りを確認するときに、
検定バーンを滑り降りてくる時間はわずかに数秒です。

この時間内に規定されている滑りをチェックしていく積み上げ算
で採点することは難しく、
検定員は3級を合格するための既定の滑りが頭の中にあり、
このお手本の滑りと受験者の検定時の滑りを比較して、
出来ていないところをチェックしていく減点法で
採点していると思います。

当然、お手本の滑り以上にすばらしい滑りができていた場合は
加点となります。

このため、3級 であれば60点平均で合格するところに
58~62点程度で採点されることが多いと思います。
2級なら65点平均ですので、
63~67点程度ですね。




検定種目

実際に検定で滑りを確認する検定種目ですが、

級別テスト3級は

・基礎パラレルターン

・シュテムターン

級別テスト2級は

・大回り

・小回り

・シュテムターン

の3種目です。
ついでに、
級別テスト1級は

・大回り

・小回り

・横滑り

・不整地 小回り

の4種目です。
1級になると整地しているゲレンデを滑るだけでなく
不整地も検定種目に入ってきます。

検定種目への対策

検定種目への対策について

2級の受験を想定した場合ですが。。。

2級を・・・・級別テストを受験してみようか?
と考えるということは、
パラレルスタンスで大きくターン、小さくターンは
結構できるようになってきたから・・・
受験してみようかな?
というような感じだと思います。

このようにパラレルスタンスで大きくターンが
大回り に 小さくターンが 小回り に該当する
と思います。

検定では 大きくターン、小さくターン と
ターン弧は大きく、小さくとなりますが、
それらのターン弧を描くためにスキーヤーが道具を
使いこなして斜面を既定のターン弧の大きさで滑り降りているかを
確認します。

・道具を操作して滑っているか

・制御ができているか

を検定員は確認しています。




道具を操作して滑っているか

最近のスキーの板は性能が良く、スキーヤーが傾くだけで
ターンができてしまいます。

道具の特性だけでなく、滑るための基本となるポジション、
スキーの板の操作があるのでこれを理解して滑っているか。

制御ができているか

道具を操作、活用して、
既定の斜面を受験者の曲がりたいところで曲がり、
スピードを制御して滑っているか。
・・・出したくないレベルのスピードが出てしまっている
状態、操作できていないスピードで滑っている状態
を暴走といいます。

暴走をしていないか。。。

シュテムターン

パラレルスタンスで滑れるようになると、
シュテムターンではあまり滑らなくなります。

上達の過程の練習用の滑りの認識のあるシュテムターンですが、
シュテムターンができるからパラレルターンができている。。。

なんて間違った認識をしないように。。。。です。

確かにパラレルスタンスで滑れるようになるための
練習用の滑りではありますが、

受験者の殆どの人が正確なシュテムターンを行うことができずに
2級の受験者になっています。

基礎をきっちり、ばっちり習得するなら

プルークファーレン→プルークボーゲン→シュテムターン→横滑り

の基本的な動きをマスターし、、
その後にパラレルスタンス の大回り→小回り

という感じです。

実際にはきっちり、ばっちり 横滑りをマスターして
パラレルで滑っている人は殆どいないため、
検定受験時に改めて動きを理解して受験することとなります。

このため、
2級の検定の種目で受験者の中で減点されてている割合の多い
のは、

1番 シュテムターン

2番 小回り

3番 大回り

の順番となります。

検定を受検する前にシュテムターンをきっちり、ばっちり滑れるように
することが合格への近道です。

以下に関連の投稿を示します。参考にしてください。

スキー検定合格シリーズ 「シュテムターン」 指導系受験者・2級受験者必見!これで合格重要な5つの項目


http://gakuro23.com/2018/11/29/%e5%b2%90%e9%98%9c%e7%9c%8c%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e9%80%a3%e7%9b%9f%e3%81%ae%e6%8a%80%e8%a1%93%e7%a0%94%e7%a9%b6%e4%bc%9a%e3%81%a7%e3%83%87%e3%83%a2%e3%83%ac%e3%83%83%e3%82%b9%e3%83%b3%e3%81%a7-3/

1級より上の資格

参考までに、級別テスト1級より上にも資格があります。

技術系の資格でプライズテストです。

・テクニカルプライズ

・クラウンプライズ

指導系の資格です。

・準指導員

・正指導員

パトロールです。

・県パトロール

・全パトロール

1級の資格を取得しないと受験資格はありません。
これらの資格の取得を目標に取り組みを始めるのもありですよね。

まとめ

検定を初めて受検するための
事前情報的なものは以上となります。

あとは気持ち的なものでしょうか。

迷っているなら受験しましょう。
受験しないと 合格 はできません。

自分が受験するためのレベルがあるか、ないか
また詳細な滑りについてもっと知りたい場合は
受験の前にスキースクールを受講することを勧めます。

そのときには、受験も含めて
高鷲スノーパーク SAJスキースクール でお待ちしております。

どんな滑り?どんなレベルのなの?
であれば私の投稿で取り上げているものもあります。

またレベルアップに繋がる内容も盛りだくさん・・・だと思います。

さぁ。。取り組みを始めましょう。。。

以下が高鷲スノーパーク SAJスキースクール
のホームページです。

http://takasu-spss.whitesnow.jp/entry16.html

上達に向けてスキースクールも活用してみてください。。

講習についての不明点はスクールに確認してみてください。。。

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