スキーの指導員系でレベルアップ 理解を深めて自分も上達 プライズ系合格の近道か・・


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの合格に向けて
取り組んでいるスキー狂のみなさん指導員系の資格の取得を考えたことはありますか?
資格取得で何ができる、何が変わるか・・・。
自論を展開します。



指導員系の資格

指導員系の資格は2つあります。
・準指導員
・正指導員

これらの資格を取得するときには
準指導員は1級を取得している必要があります。
正指導員は準指導員を取得し一定期間が経過している必要あります。

何ができるか

指導員系の資格を取得すると
SAJのスキースクールで受講者をもってスキーを教えることができます。

取得する前とは講習のときの向いている向きが180度変わります。
(取得前は講師側を向いている受講者だったが、取得後は受講者側を向く講師となります。)
よく言うスキーインストラクター???になるということでしょうか。。

指導員系の資格を取得すると
初心者からクラウンプライズ受験者など全ての対象者へのレッスンを行うことができます。

ですが、、、レッスンの担当は各学校の主任が講師のスキーレベル、経験を把握し
各クラスに対応した講師を担当させます。

このため、受講者側からは講師の資格を気にする人もいますが、
資格に関係なく受講者のレベルに合わせた講師が担当しますので受講の場合は
安心して受講してください。

ということで・・講師は資格とレベル・経験に合わせて受講者を担当することとなります。



検定員の対応

スキースクールでレッスン以外には検定があると思いますが、
指導員系の資格を取得しただけでは検定を行うことはできません。

別に検定員の資格を取得する必要があります。
検定員にもグレードがあり

・A級検定員
・B級検定員
・C級検定員

があります。

C級検定員は準指導員を保有している人が取得可能です。
級別テスト(バッジテスト)の検定員を行うことができます。

B級検定員は指導員を保有している人が取得可能です。
級別テスト(バッジテスト)・プライズテストの検定員を行うことができます。

級別テストでは主任検定員を行うことができます。

A級検定員はB級検定員を保有していて一定期間が経っている人が取得可能です。
B級検定員の範囲とプライズテストの主任検定員を行うことができます。

スキースクールへの所属

スキースクールに所属するには指導員系の資格を持っていないでも所属して
アシスタントとして勉強、練習をしていくことはできますがサブ的にレッスンの補助を
行うだけで、教えることはできません。

認定指導員

準指導員とは別に県連が認定する認定指導員というのもあります。

これは2級を取得またはそれ以上のスキーレベルを保有し学校長やクラブ長が認めた
ものが受験し取得することができます。

合格後は初心者、研修旅行、ジュニア、キッズなどの初級者から中級者への
レッスンを行うことができるようになります。

検定は年に1回で県連が認定します。
取得方法、受験については各県連で確認してください。

何が変わる

指導員系の資格を取得するためにはスキーのレベルも必要ですが、
滑りについて説明と求めている滑りを表現できる必要があります。

以下も自論ですよ~。自論ですよ~。。。

指導員系の資格の受験種目は
・プルークボーゲン
・横滑り
・滑走プルークからの展開
・小回り
・シュテムターン
・大回り
・総合滑降
・不整地小回り
となります。

種目を見ても級別テスト(バッジテスト)を持っていればいけるじゃん。。
って感じませんか?

初級者に滑りの基礎を正確に見せるための種目が多いです。
このため、1級を合格するレベルがあれば問題なく指導員系の資格は
合格できると思います。
(準指導員は1級取得者が受験可能なのであたりまえ、、といえばそうなのですが・・・)

何が難しいのか、、、

・見せるために求められている滑りを正確に行うこと
・求められている滑りを理解し説明できること

受験合格のためにはこれらが必要であると考えます。

滑れればいいじゃん。。。上手ければいいじゃん。。。
ではなく、見せること、それについて説明できること。

このため、今までの級別テストなどへの取り組みと少し変わってくると思います。

練習していると・・・滑りについて
今まで何も考えずに見本の形を真似する練習をしていたものが、
見本の滑りがどうやって動いているのか、どこを動かしているのか、
どれくらい力を入れているのか
細かく滑りを理解して自分で表現し説明できるように変わってくると思います。

指導員系受験の時には1級レベルで十分な指導員系の種目を分析し受験に望みますが、
これはプライズテスト取得への取り組みにも併用できます。

形からではなく、滑りの本質を確認しているので滑りを理解し再現するのも
早くなると思います。



まとめ

受験し自分の習得レベルもあがっていくと思われる指導員系の資格ですが、
合格後にはSAJスキースクールでレッスンを受け持つこととなります。

そうなった場合に自分が理解するということであれば先のように滑りを理解して
自分に落とし込む必要があります。

受講者に教えるとなると自分がわかったことを伝えるためには、
その滑りをするために、どう動いているのかだけでなく、

・なぜその動きが必要なのか
・そう動くとどうなるか
・動かないとどんな弊害があるかなど

説明できるように自分が理解し伝えることを考えるようになります。

すると滑りについてもっと理解も深くなります。

自分が動いている中で説明できないプロセスが無いように・・
質問を受けても回答できるように、レッスンのために準備することで
自分のレベルも次のステップの滑りを習得するにも役に立っていると思います。

指導員系の取得でプライズテストの早期獲得も可能かもしれません。
教えてもらうより、教えるほうが知識も必要ですからね・・・。
当たり前か・・。
何も無駄は無いと思います。
並行しての資格取得に向けた活動もできます。

自分もレベルアップしなくてはなぁ~。
がんばります・・・。

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