スキーのテクニカルプライズは「神」の領域・・ではない 級別テスト1級とは違う3つの項目


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの
合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
テクニカルプライズ 難しいですよね。。憧れの資格1級からの違いについて
自論を展開します。




テクニカルプライズは1級の上

テクニカルプライズを取得している人が滑っているのを見ると巧いですよね。

1級とるのにも苦労した人もいるかと思いますが、
テクニカルプライズはその上のレベルです。

スキーはどんだけ上があるんじゃい。。
(さらにその上にクラウンプライズがあるなんて恐ろしい・・・)

憧れの1級。。取得するためにすごくがんばって合格すると・・

さらに上が見えてしまう。。またがんばってしまうんですよね・・。

私たちスキー狂は本当にがんばり屋さんだと思います。

さて・・1級とテクニカルプライズの違いですが・・

1.スピード
2.見栄え
3.柔らかさ

こんな感じの項目で表現してみましたが、
わかるような感じはするけど・・?というような表現だと思いますので
説明していきます。

1.スピード

「スピード」ですが、
1級からスピードの次元がさらにワンランク上となります。

スピードは出ないようにするのではなくて、
基本的にはスピードを出す。

そのスピードは制御されたスピード。
総合滑降であればスピードを落とさないようにするには
どのように滑るか
どのような構成で滑るか
どこを滑っていくのがいいのか・・という感じです。

1級では暴走しないようにスピードを制御していく
雰囲気もありますが、

テクニカルプライズはどう制御してスピードを落とさないようにするか・・
スピードを出している中でどのように動くかがポイントだと思います。

2.見栄え

「見栄え」についてですが、
1級の検定とテクニカルプライズの検定を見ているとプライズのほうが
観客も多いですよね。

受験者を見ていても見応えがありかっこいいですね。

これはどういうことか・・なのですが、
1級の場合は受験者が検定種目を全力で滑った滑りに対して
採点することが多いですが、

テクニカルプライズの場合は全力で滑ることは変わりないのですが、
検定種目を自分の持てる技術を全力で滑るというより、

検定員から見える自分の滑りを想定して
どういう滑りをしていけばいいか・・考えて滑る必要があります。

例えば、整地小回り であれば・・

回しこんでいくか

落差を多くとるか

ターン弧を大きくとるか

雪質、斜度を考慮して最適な滑りをする。
いわば演技をする。

降りてくるだけでなく どう滑り降りてくれば
かっこよく滑り降りれるか。(検定員が高い点数を付けるか?)

別の表現をすると斜面をぎりぎり限界のレベルで降りてくるのではなく、
斜面をどうやって降りてくるか考え最適な滑り方で滑り降りてくる。。

しかも・・スピードの次元は高く。

3.柔らかさ

「柔らかさ」ですが、
力のかけ方がどこかに集中してしまうと動きは硬く見えてしまいます。

そして、力をかけるところが集中してしまうとその部分だけ動きがとまってしまい
動きの流れが途切れてしまいます。

流れがなくなると柔らかさも感じられなくなります。

まずは、ずっと動き続けている、そして躍動感。




まとめ

以上のように
テクニカルプライズは
検定バーンを検定種目の滑り方で自分の持てる技術を活用して降りてくる・・・
与えられた検定バーンをどう滑って降りてくるのか、どう調整するか
いわば かっこよく滑ってくるために・・演技をするように。

このため、斜面・雪質に応じて多様な滑りができる必要がある。

これらを実現するためには技術も必要です。

テクニカルプライズ は1級にチャレンジしているときには「神」の領域
のように感じていたと思いますが、

1級を合格したスキー狂のみなさんはもう受験することができます。
「神」の領域から目標として取り組くみ 取得するレベルに近づいています。

まだまだ・・・・受験なんて・・と思っている人もいるかもしれませんが、
受験してみると以外にかなり近い位置にいるかもしれません。。

引き続き合格に近づくような投稿を展開していきます。。。。

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