テクニカル受験必見 スピードとターン弧


テクニカル合格を目指しているみなさま。。
テクニカル受験必見シリーズのようになってきました。。

スキーの上達において、滑りの上達がテクニカル合格につながるのですが、
滑りの上達はお手本の滑りとの比較法により判断することが多いと思います。

そのお手本となる滑りについてもう一度よく観て確認してください。

小回りの場合求められるのが、
一定のリズムとスピードで検定バーンを滑り降りてくることが必要となります。
このときの、スピード、ターンサイズ、ターン数をもう一度確認してください。

テクニカルで求められるスピードは級別テストの1級より高速となります。
このスピードとターンは深く関わってきます。

車に例えまして、時速50kmで走る車と時速100kmで走る車とでは
1秒間に走る距離の長い方はどちらですか?

時速100kmの車の方が1秒間で長い距離を走ることができますよね。
時速100kmの車は時速50kmの車の倍の距離を走ります。
この時速50kmと時速100kmの車が1秒間ごとに目印を置いて行ったら図1のようになります。

図1.スピードとターン弧

それではスキーに戻ります。
スピードがゆっくりの時とスピードが速いときと同じリズムで
滑ってきたらどちらが長い距離を滑ってますか?

スピードが速いときの方が長い距離を滑ることとなります。

ということは、スピードが速いときの方がターン弧が大きくなるので、
同じ距離を少ないターン数で滑り降りてくることとなります。

スピードが速いときと遅いときと同じリズムで降りてくると、
スピードが遅いときはターン弧は小さくなり、ゴールまでのターン数は多くなります。

ターン弧が大きくスピードが速いとダイナミックで大きな滑りに感じ
ぐんぐん迫ってくる印象を与えることができます。

スピード・リズム・ターン弧 これらは大きく関わります。
この部分に視点をおいて滑ると一気に上達なんてことも・・あるかもしれませんよ。

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