検定員の役割


スキー狂のみなさん

スキーの級別テストやプライズテストの合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
検定員についてです。。。
自論を展開します。



検定員について

検定を受検するときの紹介で

検定員は**、主任検定員**、前走は**、スタートは**

なんて紹介あったりするけど、

検定員と主任検定員なにがちがうの?って感じたことないですか。。。

ちょっと説明しちゃいます。。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールのでの場合です。。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールで実施する検定会のジャッジは

3審(3人で採点を付ける)で行います。



主任検定員の仕事

主任検定員は忙しいです。朝一リフトが動き出すと直ぐにゲレンデに向かい

検定で使用するコースを下見に行きます。

ゲレンデのコンディションが悪い場合は候補となるコースをできる限り確認しに行きます。

・・・・ということは検定の朝一番にスクールのスタッフが確認しながら滑っているのを見かけたら

そのコースは検定で使用する可能性が高いということです。

候補となるコースでは検定時のスタートとゴールの位置を概ね想定するため、

検定種目で滑り降りることが多いです。

そのときにターン数とかを考慮してどれくらいの距離を

必要とするかを把握してゴールとスタートを想定し、それと同時に1、2級の検定では種目が

違うため、検定会の流れもスムーズに進められるように検定する種目の順番も考えます。

ゲレンデの状況は日々変わるため検定会で3回連続同じコースと構成で進められることは

ほとんどないといっていいと思います。

概ね検定でどの種目をどのコースで、どのような順番で行うかの候補を決めて、

スキースクールに戻ります。

事前講習の1級は主任検定員

級別テストであれば主任検定員は1級の事前講習を行うことが多いです。

事前講習では先に確認したコースと種目の構成を確認しながら講習を進めます。

講習を進める中でゲレンデのコンディションが変化していった場合は

検定でコースを変えることも行います。

検定会では

実際に検定会では、

検定員3人(主任検定員1人、検定員2人)で検定を行います。

級別テストでは検定員はA~C級検定員を所有する検定員、主任検定員はAまたはB級検定員

の資格を所有する検定員でなければ検定を行うことはできません。

検定が始まると前走が一番最初にスタートしますが、

前走は自分の持っている技術をフル活用して全力で滑っているわけではなく、、、

該当する級の合格レベルで滑るようにしています。

検定員側から前走って実はコースチェックなんですよね。

検定受験者が安全にコースを滑り降りることができるコースか?

コースコンディションは問題ないか?

検定を行うための距離や検定員の確認する場所は問題ないか?

なんて視点で見てます。





検定会が始まると

検定が始まると数人滑ったところで、検定員3人が集まってこそこそなんか話し合ったり

してるところ見たことないですか??

これは今滑っていった人の滑りはどうなんよ????何てことではなくて、

大体3人くらい滑ったあとで検定員3人の点数を確認して、点数の付け方に

バラつきがないか、バラついていたら話し合ってレベルを合わせる目合わせを

しています。

受験者から検定時に

あと、、検定のときに受験者が止まるときに。。検定員にぶわっと雪をかけてしまうときとかありますよね。。

あれは確実に減点です!!!

嘘です気持ち的には減点ですが、、、滑りの点数には関係ないです。

だからといって雪かけないで下さいね。。

検定が終わると

検定が全て終わると、検定会の点数が集計され誤入力などの

チェックを行い、集計結果で合否が決定します。

その後主任検定員は合格発表で講評し合格発表を行います。

検定員側の立場から、何度もレッスンしている受講者、受験者に対して

少なからず情を入れた点数を出したいのだけど、できないもどかしさ。。。

発表のときの受験者の張り詰めた雰囲気。

全員合格と言いたいが、できない場合の苦しい感じ。。。

検定の発表で受験者(受講者)が悔しい思いをしないように、

そして全員合格の発表ができるように

スクール側もレッスンに気合入れていかないと。。ですね。。。。

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